17歳のカルテ

監督:ジェームズ・マンゴールド
出演:ウィノナ・ライダー、アンジェリーナ・ジョリー 他

カミソリは痛い、ガスは臭い、水は冷たい、
薬は苦い、銃は違法、縄は切れる、
生きている方がマシ。


スザンナは、アスピリン1瓶とウォッカ1本を1人で飲みほして倒れ、
病院にかつぎ込まれた。
自殺をするつもりはなかったが、ただとにかくじっとしていられなかった。
パーティのことしか頭にない父に、すぐ泣く母。
作家になることがスザンナの夢だったが、理解者は誰もいなかった。

スザンナの荒れた行動に不安を感じた両親は、
友人の医師に相談しスザンナをクレイムア病院に送ることにした。

少し風変わりな、同じ病棟の仲間達に戸惑いながらも、
スザンナはこの世界へ足を踏み入れた。
そこへ、2週間ぶりに保護され病院に戻ってきたリサ。
彼女はこの病棟のリーダー格だった。
スザンナはリサに、病院で強制的に飲まされる睡眠薬を
口の中に隠す方法を教わり、
しだいに他の患者とも真夜中に集まってパーティをしたりして色々な話をした。
彼女も気付かぬうちに、自分の居場所を少しずつ見い出していた。

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まず、自分も17歳のときに観れてよかった
大好きな映画で何回も観てます。
何かが悲しくて、何かが腹立たしい。
悲しくもないのに泣いたり、くだらないことで大笑いしたり。
誰か大切な人をみつけることで自分自身もみつけることが出来る。
こんな気持ちになるのは、こういう年齢のうちなのかな。