BUFFALO'66

監督・脚本・音楽:ヴィンセント・ギャロ
出演:ヴィンセント・ギャロ、クリスティーナ・リッチ 他

'66年、ニューヨーク州バッファローに生まれたビリー。
彼は5年の刑務所生活から釈放され、故郷へ帰ることになった。
しかし、彼はこの5年間の空白を、両親に
「結婚して、政府の仕事で遠くへ行っていたんだ。」と嘘をついていた。
その上、母親との電話で「女房を家に連れて行く」と約束してしまった。

ガールフレンドさえいないビリーは、通りすがりの女
レイラを脅迫し、自分の妻役を演じさせる。
そしてレイラは、架空の人物“ビリーの恋女房”
ウェンディ・ブラウンとして、ビリーのそばに寄り添う。

不器用で、人を上手に愛することの出来ないビリー。
でも時折見せる彼の優しさに、次第にレイラは惹かれ始めていく。
しかし彼は、出所して帰ってきたら、
自分の人生を狂わせたある1人の男を殺し自分も死んでしまおうと考えていた。

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この映画を観たいと思ったのは、ラルクの
「Anemone」のPVをギャロが撮っていて興味をもったから。
ビリーは少し自閉症気味で、でも本当は
誰かを愛して自分も愛されたいと思ってるのに、
うまく表現できないところが切ない。
いつも乱暴な言葉ばっかりだけど少年みたいに見えてくる。
雰囲気がすごく好き。

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