A.I.

監督:スティーブン・スピルバーグ
出演:ハーレイ・ジョエル・オスメント、ジュード・ロウ 他

この物語の舞台は、ロボットが日常にありふれている地球の近未来。
ロボットは人間に買われ、庭の手入れから話し相手まで何でもしてくれる。

しかし、未だ未開発な“感情”の部分にはまだ沢山の課題が残っていた。
その問題を、ロボット製作会社の大手
サイバートロニクス社が解決し、はじめて
「人を愛する」感情をもつ子供型ロボットのデイビッドが造られた。

デイビッドは、サイバートロニクス社の従業員である
ヘンリーの家庭に、養子として試験的に引き取られることになった。
しかしさまざまな問題が起こり、デイビッドは一緒に生活することが出来なくなる。
ただ真実の「愛」を欲しがるデイビッドの切ない物語。

His love is real.
But he is not.

その愛は真実なのに、
その存在は偽り

A.I.(人工知能)

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ほんとに切ない!
見た目は普通の可愛い子供なのに
本当はロボットのデイビッドは、
一度も瞬きをしない。
一瞬も見逃さないから、きっと周りの人間達より
多くのものを見て感じているんだろうなって観ていて思った。

やっぱりロボットと人間の大きな境界線は
「愛する(orされる)」ことが出来る出来ないってことだと思う。
インタビューで、ジュードロウが
「僕たち人間が残せるのは、愛だけ」と言っていた。

私は、やっぱりどんな万能マシンより不器用な人間が好き。