ゴーストワールド

監督:テリー・ツワイゴフ
出演:ソーラ・バーチ、スカーレット・ヨハンスン、スティーヴ・ブシェミ 他

6月、高校を卒業したイーニドとレベッカ。
おしゃれと絵を描くことが大好き、口の悪い(根はいい子)イーニドと
金髪で美人、クールな(悪く言えば冷めた)レベッカ。
2人は幼なじみの親友。つまらない町で満たされない毎日を送っていた。
高校を卒業し、進路も決めずに町をブラブラ。
ある日、いつものように町のカフェで雑誌を見ていた2人は
出会い系の広告に載っていたナンバーに電話を掛けてみることに。
まんまと騙されて待ち合わせにやってきた男は、ダサい中年男。
家まで尾行し、後日訪ねてみると男はガレージセールを開いていた。
彼の名はシーモア。
古いブルースレコードのコレクターだった彼に興味を持った
イーニドは、シーモアから一枚レコードを買う。
このことがキッカケで2人の間には不思議な友情が芽生えた。

自立のため仕事を始めたレベッカと、シーモアの所へ行ってばかりのイーニド。
最初は同居する約束をしていた2人だが、次第にお互い心の距離を感じていた。
自分だけ取り残されたような孤独感と、大人になることへの不安。
いつまでも変わらない日常なんてない、
みんないつかそれぞれの道を歩き始める・・・。

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すごいよかった
この歳絶対なる悩みとか変に孤独を感じたりとかするのをリアルに描いてた。
観た日ちょうど私も人付き合いで悩んでたんだけど
途中イーニドが、どんなに喧嘩しても最後は自分から電話したり
会いに行ったりするところがいいとこだなぁって思ったのね。
だから気まずかったけど自分から電話してみた。
で仲直り。
ありがとうイーニド!って感じだった(笑)
自分から働きかけない限り上手くいくことなんてない、って学んだ気がする。
淡々としたストーリーだけど、観たら何か得るものは絶対あるはず。