ロード・オブ・ザ・リング二つの塔

監督:ピーター・ジャクソン
出演:イライジャ・ウッド、ヴィゴ・モーテンセン 他

(最初にあらすじと、1の方を読んでもらえると判りやすいと思います)

物語は、1話でばらばらになってしまった仲間のそれぞれの冒険を順に追っていく。

フロドとサムは、指輪をオロドルイン山の火口「滅びの亀裂」に
投げ込むためモルドールへと向かう。しかし、途中ゴンドールの軍隊に捕らわれてしまう。
なんと、軍のリーダーのファラミアは、かつての旅の仲間でオーク族に殺された
ボロミアの実の弟だった。
フロドが指輪を持っていることを知ったファラミアは、サウロンの攻撃の危機にある
ゴンドールを指輪が救ってくれると思い、無理矢理ゴンドールへ連行してしまう。

アラゴルン、レゴラス、ギムリの3人は、ピピンとメリーを助けようと
オーク族を追うが、途中ローハン国の騎士・エオメル率いる軍隊に出遭う。
彼らの話によると、たった今オーク族を襲撃してきたばかりだと言う。
その話に愕然としつつも、その場へと向かう3人。

すきをついてファンゴルンの森へ逃げ込んだピピンとメリーは、
そこで木の髭と呼ばれる、エント族と出会う。

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今回は、1話よりもそれぞれの個性が明確に描かれていたように思った。
旅の初めは、自分がドワーフ族の戦士だという誇りで強がりだったギムリも
しだいに力を合わせて戦うようになったり、仲間同士サポートしたり。
3つに分かれてしまった仲間だけど、「中つ国に再び平和を」という同じ願いで
目標に向かう。
お互いの居場所はまだまだ遠い道のりだけど、その心の絆はしっかりと結ばれていた。
次でラストだ!