ネバーランド

監督:マーク・フォースター
出演:ジョニー・デップ、ケイト・ウィンスレット 他

ある朝、公園で新聞を読んでいたバリのベンチの下に、一人の男の子がいた。
彼の名前は、ピーター。

4人兄弟の末っ子のピーターは、父を亡くした悲しみに深く傷付き、
弱い子供の自分をせめ早く大人になりたい、と願っていた。
いつまでも子供心を忘れないバリを、はじめはバカにしていたピーター。
しかし皆で共に時間を過ごすうち、素直になること、本当の強さを知っていく。

ジェームズ・バリが、「ピーター・パン」のモデルとなった少年と出会い、
その物語を完成させるまでを描く、実話に基づいた物語。

- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

子供から教えられること、大人から教えられること。
本当の成長するということ、大人になるということ。
誰もが通る道で、どれだけキラキラした時間を過ごせるかは
周りに恵まれるかってのもあるけど、自分がどれだけそばにある宝物に気付けるか。
バリの描く「ネバーランド」の世界は、甘い子供のような面だけじゃなく、
一人のバリという大人が描くにがい大人の面もあって、
これは大人の観るピーターパンだ、と思った。
見せ場とか泣き所がここ!っていうのがはっきりなくて、
そこがちょっと残念だったけど、ストーリーはすごくよかった。
「ピーターパン」初演後のピーターの一言がすごい良かったな。

オフィシャルで、心理テストやってみた↓('05/09/11)
「自由な精神をもつあなたはシルヴィア。」
4人の息子を持つ、若き未亡人シルヴィア。
子供達が自由な精神を持つことを奨励し、バリが語る空想の世界にも夢中になる。
あと一歩の勇気で、あなたの心にもネバーランドが訪れる!