虹の女神

監督:熊沢尚人
原案・脚本:桜井亜美
プロデューサー:岩井俊二
出演:市原隼人、上野樹里 他

大学で映画研究サークルに所属するあおいは、
バイト先のレコードショップで智也と出会う。
智也は、あおいのバイト仲間をストーカーのように追い掛け回していた。
初めは呆れていたあおいだが、素直で憎めない智也としだいに過ごす時間は増えていく。
そして自主映画の主演に迎え入れる。

対照的な二人だが、お互い信頼をおける友人として慕っていた。
しかし、そんな時間も長くは続かず、大学卒業の1年後。
智也はある日と同じ「真っ直ぐな虹」を空に見つけあおいに写真をメールした。
その日あおいはこの世を去っていた・・。

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06/10/19、試写会で観てきた。
相手が自分にとって「ナニモノ」(友達とか恋人とか兄弟とか)かってことは問題じゃなく、
お互いどういう存在だったか。心の中にどれくらいいるのか。
それだけが大事なことで、見失っちゃいけないことだと思った。
何よりもかけがえない人は大事にしなくちゃいけない。
なくして気付くもの、じゃなく毎日かみしめなくちゃ、と思った。

約2時間、泣いたり笑ったりあっという間で映画が終わってもしばらく余韻が残ってて、
外歩いててもその辺からみんな歩いてくるんじゃないかな?って感じてた。
みんな演技がすごくリアルで一人一人に感情移入しちゃって
上野樹理あんまり好きじゃなかったんだけど、
観終わったら好きになっちゃってかすと大絶賛!!
岩井俊二とか裏方さんもみんな完璧だし役者さんもみんな素敵だったし!
邦画のこうゆう見たことないけど懐かしい、雰囲気が好き*
また絶対みたい。