ヴィドック

監督:ピトフ
出演:ジェラール・ドバルデュー、ギヨーム・カネ 他

ヴィドックは、19世紀フランスに実在した。
犯罪者だがその知識を買われ警察の密偵となり、後に
世界で初めて私立探偵事務所を設立した人物。

1830年、パリの街では、「あのヴィドックが死んだ」と
いう見出しの新聞があふれていた。
死因は街外れの小さなガラス工場での謎の怪人との争い。
怪人に足をすくわれ燃え盛る釜戸の中へ突き落とされ
伝説の人物は灰となったのだった。
謎の怪人についてわかっていることは、黒いマントと、
鏡の仮面。この仮面に顔が映った者は、必ず死ぬという噂。

この事件を聞きつけた1人の若い男。彼の名はエチエンヌ・ボワッセ。
新聞を見たエチエンヌは、真っ先にヴィドックと探偵事務所をしていたニミエの
元を訪れる。
エチエンヌはヴィドックの伝記を書いていて、なんとか真実を付きとめて
伝記を完成させたいという。
そして2人は、真相をさぐるため捜査を開始する。

ヴィドックが追っていた「謎の怪人」。
ヴィドックの死ぬ2週間前、ベルモンとベラルディの怪奇な事件が始まりだった。
この2人は、同じ日に雷に打たれ命を落としていた。
2人の帽子には、雷が落ちるよう"標的"となる金属のかんざしが仕込まれていた。

謎を解明するため街中の証人の元を訪ねるニミエとエチエンヌ。
しかし、次々と手がかりになる証人が殺されていった・・。
謎の怪人の目的は?そしてヴィドックはなぜ死ななければならなかったのか。

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まず、映像がすごく良い!
それだけで観る価値のある作品。
1コマ1コマが絵画のようで、観ていてずっと飽きない。
こんなにおじさんのふさふさなモミアゲがおしゃれに感じたことない(笑)
あと街の女の人達もみんな綺麗だし。フランス行ってみたいなぁ。
もう川で洗濯とかはしてないと思うけど(笑)

ラストはそうだったの!って感じ。